相撲人気が回復した理由とは?海外および若者からの人気も検証!

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ここ数年、相撲人気が高まっています。


会場には連日「満員御礼」の垂れ幕がさがり、
書店にも相撲関連の本がたくさん並んでいます。


しかし数年前には、
野球賭博や八百長疑惑騒動が起こり、
テレビ中継も中止という、
風前の灯火のような状態でした。


一体どのようにして
相撲の人気は回復したのでしょう。


この記事では、
相撲の人気が回復した理由について考察してみたり、
あるいは海外および若者からの相撲人気について
解説したいと思います!
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相撲の人気はなぜ回復したの?その原因に迫る!


相撲人気が回復のカギとしてまず挙げられるのは、
話題になる力士が増えてきた事が挙げられます。


少し前から相撲人気を盛り上げた遠藤関や逸ノ城関は
今では少し調子が悪いものの、
この2人が現在の相撲人気に火をつけた要素は
決して少なくはないと思います。


他にも、
イケメン力士として知られる隠岐の海関や関の人気、
ベテランながら優勝に次ぐ活躍をしている嘉風関の奮闘、
そして何より、2016年初場所にて10年ぶりとなる
日本出身力士として10年ぶりの優勝を飾った琴奨菊関など、
話題になる力士の数は少しずつ増えている気がします。


また、こうした力士たちが当事者となって、
今まで相撲界では敬遠されがちだった
ファンサービスを積極的に行うなど、
親しみやすい相撲」を作り出していったのが
人気回復の大きな理由と言えるでしょう。



そしてその裏には、相撲協会の営業努力がありました。


会場には、以前にはなかった
たこ焼きやおでん、ピザなどの売店が次々と並び、
野球場のようなビールの売り子も登場しました。


また、横綱に赤ちゃんを抱っこしてもらえるという
「特典付きチケット」が販売されるなど、
新企画も続々と投入されています。


他にも、Twitter、Facebook、LINEといった
ソーシャルメディアにおいても
相撲に関する情報が発信されるようになりました。


こうした事を知ると、なんだかワクワクしますね。


相撲を見に行きたい!
このように思う人が増えるのもわかる気がします。

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海外からの相撲人気ってぶっちゃけどうなの?


さて、このように日本での
人気回復がめざましい相撲ですが、
海外からの人気はどうなのでしょうか。


これが、大変な人気なのです。


例えば、外国人用の券売機では、
毎場所3千枚前後のチケットが売れているそうです。


旅行会社の相撲ツアーはあっという間に完売し、
一部ではチケット争奪戦が起こっているとか。


海外の自動車メーカーがCMに力士を起用している事例もあり、
海外、外国人の相撲に対する関心は、
今まで以上に高まっていると言えるでしょう。



こうした相撲の海外人気の要因として挙げられるのが、
外国人力士の活躍である
事は言うまでもありません。


外国人力士の数は年々増え続けており、
その国籍もモンゴルやアメリカだけではなく、
ブラジルや中国、フィリピン、ジョージアやロシアなど
アジアや南米、ヨーロッパにまで広がっています。


・ブラジル:魁聖
・中国:蒼国来
・フィリピン:高安、御嶽海(共にハーフ)
・ジョージア:栃ノ心臥牙丸
・ロシア:阿夢露


ここで挙げた力士は、勿論ほんの一例に過ぎません。



他にも、2013年に引退した元幕内・高見盛の断髪式には
多くの外国人が感動のコメントを寄せた事でも話題になりました。





こうしたYouTube動画は世界中どこでも見られるので、
ふと目にした外国人が相撲に魅了されて行くというケースは
これから更に増えるのではないでしょうか。


日本人として、とても嬉しいですね。


若者からの相撲人気はどんな感じなの?


では、若者の相撲人気はどうでしょう。


こちらも、なかなかのようです。


相撲の若者人気の高さの原因として挙げられるのは、
前述したTwitterやLINE、YouTubeといった
ソーシャルメディアの力によるところが大きいでしょう。


相撲のスマホアプリが開発されたり、
YouTubeなどの動画サイトで生中継があったりと、
今まで、何となく敷居が高いと感じていた相撲に、
若い人が興味を持ちやすくなった環境になったと言えそうです。


相撲は日本の国技ですから、
やはり若い人たちにもファンが増えて欲しいですね。



その一方で、明日の角界を支える新弟子数については、
2016年3月の受験者数は46人と、
昨年より3人増加したようです。


もっとも、一昨年の受験者数は今年と同じ46人であり、
若者の相撲人気が高まっているとは言え、
それが競技人口の増加に繋がっているかと言うと、
こちらについては課題が残ると言わざるを得ないでしょう。


若い相撲ファンが増えるのと同時に、
角界の門を高く若者の数も増えていって欲しいですね。

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この記事のまとめ


相撲人気回復の理由として挙げられる原因としては、
若手力士の台頭や個性溢れる力士の活躍が挙げられます。


また、力士によるファンサービスや会場の飲食店の充実、
特典付きのチケット販売、SNSでのPR活動などによって、
相撲がとても親しみやすいものに変化した事も見逃せません。


相撲は海外でも大変人気で、
ツアーは完売、チケットも大量に売れています。


また、若者からの相撲人気も盛り返しているものの、
力士を志す新弟子数の増加については
課題がまだ残る状況のようです。


とは言え、2016年初場所の琴奨菊の優勝など、
相撲に関する話題は明るいものが増えており、
その人気も、単に回復するどころか
非常に盛り上がっていると言えるでしょう。


このまま、相撲人気が続いていってくれればいいですね!

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