武将山ってどんな力士?出身中学・高校や所属部屋について解説!


あなたは武将山という力士をご存知ですか?

21年初場所後に十両昇進を果たした、今後が楽しみな若手力士です。ちなみに四股名の「武将山」は、ぶしょうやまと読んでしまいそうですが、ぶしょうざんと読みます。強そうなかっこいい四股名ですね。

今回は、武将山がどんな力士なのかを、出身中学、高校や所属部屋も交えてご紹介します。

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武将山ってどんな力士?


武将山関は1995年に茨城県水戸市で産まれました。本名は藤原虎太郎(ふじわら こたろう)といい、2018年に四股名を改める前は、本名の「虎太郎」で相撲を取っていました。

小学2年で相撲を始めた武将山関は、2014年に18歳で藤島部屋へ入門。師匠は元大関・武双山の18代藤島親方です。

武将山関と藤島親方の縁は、なんと小学2年次のこと。武将山関が相撲を始めた際に入門した道場は、藤島部屋の父親である尾曽(おそ)正人氏が主宰する「水戸尾曽相撲道場」でした。この尾曽正人氏は茨城県相撲連盟の理事長であり、国体に11回出場した実績のある、アマチュア相撲の大御所として知られている方でもあります。

武将山関の同期入門には逸ノ城関や貴健斗関がいます。入門後、三段目までは順調に勝ち越し、同年の九州場所には幕下に昇進するスピード出世。一時期、三段目の陥落も経験するなど苦労もしますが、2019年の名古屋場所では幕下9枚目まで昇進します。

※参照:貴健斗ってどんな力士?出身地や中学高校、貴乃花との関係は?

そして2年後の21年初場所後、春場所番付編成会議にて十両昇進が決定!しましたが…次の3月場所では7勝8敗で負け越します。師匠の藤島親方も十両昇進後のリモート会見で「そんなに甘くない」と述べており、ここが踏ん張りどころになりそうでしょうか。

相撲の特長は、身長172cm/体重174kgからなる凄まじい威力の押し相撲。圧倒的に押し出しで勝つ事が多く、藤島親方も得意の押し相撲を徹底して欲しいと期待をこめます。親方自体、現役の時は真っ向勝負の押し相撲でしたね。すごい馬力でした。この背中を押してくれる師匠がいれば、押し相撲にも更に磨きがかかるでしょう。

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武将山の出身中学・高校を調べてみた!


武将山の出身中学は水戸市立第四中学校です。この時期には関東大会で優勝する実績を残されています。

卒業後は埼玉栄高等学校に進学。この高校はスポーツが盛んな事で知られており、相撲部も非常に強く、貴景勝関、大栄翔関、妙義龍関、北勝富士関、翔猿関など、数多くの力士を排出した事で知られています。武将山ももっと昇進して、この強者の中に是非入って欲しいです!

※参照:貴景勝の生い立ちは?出身小学校、中学校、高校について
※参照:北勝富士ってどんな力士?実家や御嶽海との関係は?

高校時代の武将山関は、2年次で全国高等学校相撲選抜大会で団体優勝の実績を残します。そして3年次では主将を務める事に。そして出場した全国高等学校総合体育大会相撲競技大会では団体優勝、個人でも5位の実績に輝きます。まさにエリート街道まっしぐらって感じですね。

21年初場所後に十両昇進が決まった際、武将山関は母校から「栄高」の文字が入った、オレンジ色の化粧まわしが贈られています。この化粧まわしは憧れの先輩である元大関・豪栄道の武隈親方も付けた事で知られています。武将山自身、憧れの先輩がつけていたこともあり自分もいつかつけたいと思っていたとの事。夢が叶い、誇らしかった事でしょう。

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武将山の所属部屋・藤島部屋について


最初にご紹介しましたが、武将山関の所属は藤島部屋。所在地は東京都荒川区の東日暮里です。親方は元大関・武双山の18代藤島親方で、親方にとって武将山関は初めての子飼い力士にあたります。この勢いで、部屋を引っ張って欲しいと親方も期待されてるでしょうね。

親方が部屋を継承したのは2010年の9月で、もともとの名称は武蔵川部屋でした。当時の師匠は元横綱・三重ノ海の14代武蔵川でした。

14代武蔵川は元々出羽海部屋の部屋付き親方でしたが、1981年8月に分家独立をして武蔵川部屋を創設。一時期は藤島親方(元大関・武双山)や出島、雅山という元大関、そして元横綱・武蔵丸が在籍していました。しかし、彼らの引退後は勢いも落ち、武将山関の十両昇進前は5年ほど関取不在の時期が続いている状況でした。

2021年5月時点で、藤島部屋には4人の部屋付き親方がいます。このうち一人は元大関・出島の大鳴戸親方で、他にも山分親方(元幕内・武雄山)、待乳山親方(元幕内・武州山)、北陣親方(元幕内・翔天狼)が所属されています。
ちなみに元横綱・武蔵丸は分家独立して武蔵川部屋を、元大関・雅山は二子山部屋をそれぞれ創設されています。

まとめ


武将山関がどんな力士なのかを、出身中学、高校や所属部屋も交えてご紹介しました。
まとめると以下のようになります。

小学2年で相撲を始め、18歳で角界入り。押し相撲を得意としている。
出身中学は水戸市立第四中学校、高校は埼玉栄高等学校。
師匠は元大関・武双山の藤島親方。親方にとって武双山関は初の子飼いにあたる。

藤島部屋にとって久しぶりの関取である武将山関。母校の化粧まわしをつけて気合、意気込みは十分でしょう。今後の武将山関の活躍が楽しみでなりませんね!

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