白鵬は衰えているのか。電撃引退の可能性や引退後の進路は?

s_スクリーンショット 2015-08-12 15.38.12



先月の名古屋場所でも、
横綱白鵬関が、自身の持つ記録を更新する
35回目の優勝という形で幕を閉じ、
いつもと同じく。白鵬関がその実力を
見せつける結果となりました。



しかし、ここ最近、
白鵬関の引退について囁かれることが
増えてきたような気がします。



そこで、今回は白鵬関の衰えと電撃引退の可能性、
引退後の進路について考えてみたいと思います。
スポンサードリンク

白鵬は本当に衰えているのか?


最近の白鵬関と言えば、
その衰えが指摘されることが
徐々に増えてきてる
ように感じます。


今年5月に行われた夏場所では、
照ノ富士関の優勝を許すだけでなく、
11勝4敗という成績という結果に終わっています。


・参照:照ノ富士の出身地や両親について!付き人の駿馬とは?


他にも、序盤戦での下位力士との取り組みにおいて、
勝負に時間がかかりすぎているとの声もありました。



このような状況を見て、
白鵬関の全盛期を知る相撲解説者や多くのファンが、
白鵬関も明らかに下り坂だなという印象を
より強くしたと思います。


一時期の安定した強さは
影を潜めたと言っても良いのかも知れませんし、
少なくとも、横綱としてのピークが過ぎてはいるのは
否定できない事実でしょう。



また、今年の初場所の稀勢の里戦において
審判部を公然と批判したことや、
先月の名古屋場所における、逸ノ城戦における
アッパーなども、白鵬関の心の余裕が
無くなっているという見方もあるようです。



とは言え、先の名古屋場所での優勝は、
白鵬関の衰えや引退説を
一歩引いた形になったのではないでしょうか。



横綱の衰えを完全否定は出来ませんが、
まだ周りの力士に完全に追い抜かれ、
その地位を明け渡さなければならないほどの
衰えはないと、個人的には思っているのですが…

スポンサードリンク


白鵬が電撃引退する可能性は?


白鵬関の力がピークを過ぎているのは確かですが、
横綱としての円熟期に入ったという見方をする人もいます。


しかし、ピークを過ぎた力士にとって、
「引退」はどうしても避けられない話。


いつ「電撃引退」が報じられても
おかしくはない気もします。



同時期に横綱である力士が皆無ではないのですが、
実質、一人横綱的な役割を担い、
相撲会を背負ってきた白鵬関。


しかし、5月場所での照ノ富士関の優勝など、
引導を渡しても良いと思えるような後進が
少しずつではありますが、育っている面もあります。


ですので、白鵬関の引退も
そう遠い話ではないのかもしれません。



実際、今年2月に発売された週刊文春には
白鵬・3月場所後に電撃引退か」という
キャッチコピーが掲載された事もありました。



結果的に白鵬関が引退する事はありませんでしたが、
初場所での審判部に対する批判問題や、
モンゴル人という事に対するアウェー感などが
白鵬関を引退へ駆り立てているという報道も
ボチボチ見られる様になっています。


このように、
白鵬関の引退話がチラホラ囁かれている以上、
いつ、本当の意味での「電撃引退」が
報道されても不思議ではない気もします。



とは言えまだまだ、
後進が白鵬関の穴を埋めるほどの
力を有しているとは言えない事もあるため、
もうしばらく頑張ってもらいたいものです。


※参照:白鵬の所属部屋と宮城野親方の関係について


白鵬の引退後の進路は?帰化かモンゴルへ帰国か


それでは、仮に白鵬関が引退した場合、
引退後の進路はどのようなものになるのでしょう。



白鵬関の引退後の進路について言及する際、
第一の焦点になるのは、白鵬関が日本国籍を取得し
相撲協会へ残るか否か
ということになるでしょう。



一般的に、力士は引退後は親方となって
相撲協会に残ることが多いです。


しかし、日本国籍を有している者のみが
親方になれるという協会規定があるのです。


過去にも多くの外国人力士がおりましたが、
ここ最近では、元大関の琴欧州や
7月の名古屋場所で引退した旭天鵬などは
親方になるため、既に日本国籍を取得しています。



また、他の著名な外国人力士の引退後の進路には


・元大関・小錦:タレント活動
・元横綱・曙:プロレスへの転向
・元横綱・武蔵丸:日本国籍を取得し親方へ
・元関脇・旭鷲山:母国モンゴルで政治家に
・元横綱・朝青龍:母国モンゴルで実業家に



このようなものが挙げられます。



ちなみに白鵬関は、将来的には親方となる意思があり、
既に3人の内弟子を確保しています。


また、「日本国籍を持つ者のみが親方になれる」
という規約を改称するために、
様々な動きを見せているようです。



このため、白鵬関は未だに日本へ帰化していません、



その背景にあるのは、モンゴル相撲の横綱である父、
ムンフバトさんによる国籍変更への反対と、
「モンゴルを捨てるのか!」と言った、母国の人々への
気持ちを考慮している為だと言われています。


又、日本相撲協会や北の湖理事長も、
「親方になれるのは日本国籍を持つ者のみ」
という規約を改訂することはないと明言しています。



このため、白鵬関の引退後の進路がどうなるかは
かなり際どい状況になると言ってもいいでしょう。


・日本国籍を取得し、親方になって後進を指導する
・日本国籍を取得せず、モンゴルに帰国して後進を育てる
・規約の改定により、モンゴル人のまま親方になる


考えられる選択肢はこの3つでしょうか。



白鵬関は、日本国技である大相撲に
多くの貢献して下さった横綱。


引退も大相撲のために力を貸してもらえればと、
個人的には思っているのですが…

スポンサードリンク


まとめ:白鵬の衰えと引退について


白鵬関のピークを過ぎているのは事実でしょうが、
優勝するだけの力はまだ健在であり、
「衰えている」とまでは言えない気がしますね。


ただ、今年に入っての審判部への批判や、
自身に対する過度なバッシングなどが
白鵬関が「電撃引退」するのではないかと
一部では噂されているようです。


仮に白鵬関が引退した場合の進路としては、
現時点では、日本国籍を取得してないため
協会には残らずモンゴルへ帰る事になります。


本人は外国人でも親方になれるように、
協会に規約の変更を働きかけてるようですが、
実際はなかなか上手くいっていないようです。


少なくとも、白鵬関の引退後の進路については
ここ1、2年で何かしらの大きな動きが
あるような気も、個人的には感じます。


今後の白鵬関の動きから目が離せませんね!


※追記:2019年1月11日
この記事を書いたのが2015年8月なのですが、白鵬関、全盛期と比べたら衰えを感じる面もあるものの、現役力士の第一人者としていまだに存在感を発揮していると言えます。今年に入ってからも、昨年優勝した御嶽海関、貴景勝関を稽古相手に指名し、両者を寄せ付けない強さを見せています。さすがに20代の頃までとは言わないものの、ここ1,2年であれば、白鵬関はまだまだ現役で頑張れるのではないかと思いますね。

関連記事(一部広告含む)

コメントを残す

サブコンテンツ
>
>
>

このページの先頭へ