炎鵬ってどんな力士?出身や白鵬との関係について

炎鵬関という力士をご存知ですか?横綱・白鵬関と四股名が似てるので、一体どのような関係があるのか気になっているいる方も少なくないと思います。

今回は、炎鵬関がどんな力士なのかを、出身地や横綱・白鵬関との関係も踏まえご紹介します。

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史上最速で関取昇進を果たした炎鵬関ってどんな力士?


まずは炎鵬関がどんな力士なのかを、簡単に見ていきましょう。

炎鵬関は1994年10月生まれの24歳。大学卒業後の2017年に角界入りして、翌年には関取昇進を果たしています。この6場所での関取昇進は、幕下付け出しの力士を除けば史上最速の記録なのだとか。十両でも順調に勝ち越しを重ねており、いつ新入幕入りを果たしてもおかしくはない、今注目したい若手力士の1人です。

小兵力士である事も大きな特徴です。身長168cm, 体重はなんと97kgと、力士としてはかなり小柄な部類に入ります。師匠の宮城野親方や兄弟子の白鵬関からは「もっと体重を増やさないと幕内は狙えない」と言われており、体重を3桁にすべく食事回数を増やすなど奮闘されているのだとか。ちなみに、同じ小兵力士である照強関とは、その取組がしばしば話題になる事もあります。

※参考:照強ってどんな力士?淡路島との関わりや所属部屋について

好きな女性のタイプとして、長谷川潤さんや中村アンさんの名前を挙げられた事もありました。年下より年上の方がタイプだそうです。「イケメン力士」としても知られており、今後番付を上げていけば女性ファンも多くなりそうな気がします。ちなみに彼女がいるのかを調べてみましたが、ネットで見る限りではこうした情報はありませんでした。もっとも今は、相撲に精進しており、彼女を作る余裕なんてないのかもしれませんが…

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炎鵬関の出身地はどこ?出身小学校、中学、高校、大学も紹介


炎鵬関の出身石川県金沢市です。お父様は石川県および富山県内で事業を営んでいる北國新聞社に勤められている方なのだとか。同じ金沢市出身の力士としては、元大関の出島(年寄・大鳴門)が挙げられますね。

1994年にこの地で生を受けた炎鵬関は、金沢市内にある大徳小学校、西南部中学校、金沢学院東高校、金沢学院大学をそれぞれ卒業されています。生粋の金沢っ子と言えるでしょう。
炎鵬関が相撲を始められたのは、小学校入学前の5歳から。西南部中学校時代は幕内力士である輝関と同期で、3年生の頃は全国都道府県中学生相撲選手権大会で県の代表として共に出場し、なんと優勝という記録を残しています。また、大徳小学校時代は水球でキーパーを行っていた時期もあるそうです。

金沢学院東高校時代は、3年次、世界ジュニア相撲選手権の軽量級で優勝という記録を残されています。ちなみにこの高校は相撲部が強い事で知られており、これまで遠藤関や大翔丸関、豊山関を輩出しています。
大学時代でも合計10個のタイトルを獲得されており、卒業後の進路として教員を検討された事もあったようですが、4年次の全日本選手権で1回戦で敗退した事から悔しい想いが芽生え、角界入りを決断されています。

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四股名が似てる!炎鵬関と白鵬関の関係とは?


炎鵬関が入門したのは宮城野部屋でした。ここで気になるのが、この部屋に所属する大横綱・白鵬関との関わりですよね。炎鵬関と白鵬関はどのような関係にあるのでしょうか。

実は炎鵬関、白鵬関の「内弟子」なのです。内弟子とは、現役の力士や部屋付き親方が将来部屋を持つ際に、弟子として連れて行く予定の力士に対して用いられる言葉。つまり白鵬関が宮城野部屋から独立して自分の部屋を起こす場合、炎鵬関は宮城野部屋から白鵬関が立ち上げる部屋へ移籍する予定という事になっているのです。

なお、白鵬関の内弟子としては、幕内の石浦関や十両の山口関が有名ですね。

※参考:相撲の石浦ってどんな力士?白鵬との関係や彼女の噂は?


大学4年次、炎鵬関が角界入りを決意したのは、2017年の初場所後に白鵬関と対面した事が決め手となったそうです。また、「炎鵬」という四股名の名付け親も白鵬関でした。小兵力士の炎鵬関が勝ち上がっていくには、”常に燃えていくことが重要”という意味が込められているそうです。

2018年の8月には、炎鵬関は白鵬関から、横綱土俵入りの際の「将来の太刀持ち候補」として期待されている事も報じられています。土俵入りの太刀持ちと露払いは幕内力士でないと出来ないので、ファンとしては炎鵬関の今後の奮起に期待したいですね。また白鵬関としては、この2つを炎鵬関と石浦関といった、自らの内弟子で固めたいといった思惑もあるようです。

※参考:白鵬の所属部屋と親方の変遷、宮城野親方との関係について


まとめ


炎鵬関がどんな力士なのかを、出身地や横綱・白鵬関との関係を交えてご紹介しました。

史上最速で関取昇進を果たした実力やその小柄な体格、横綱・白鵬関の内弟子である点など、様々な点が注目される炎鵬関。「イケメン力士」としての人気も高く、三段目時代から炎鵬関の相撲見たさに国技館を訪れる好角家の方もいらっしゃるようです。

個人的に、炎鵬関が新入幕入りするのは遅くはないと思います。同じ西南部中学校出身の輝関や、金沢学院東高校出身の遠藤関、大翔丸関、豊山関に負けずに、今後も様々な記録を打ち立てていって欲しいですね。

※追記:2019年3月26日
炎鵬関、今月の春場所で勝ち越されましたね。西十両2枚目での成績という事もあり、来場所の新入幕が確定になったと報じられています。来月の吉報が待ち遠しいですね。

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