千代鳳ってどんな力士?兄弟や出身地についても解説!

%e8%b2%bc%e3%82%8a%e4%bb%98%e3%81%91%e3%81%9f%e7%94%bb%e5%83%8f_2016_12_05_11_04
千代鳳と言えば平成生まれの力士!

仕切りの方法も独特で、ピョンピョン飛びながら、シュッシュとボクサーのような声を出し、最後の仕切りで「ほう!」と声を出す力士で有名でした。

面白い平成生まれの力士が出てきたなーと皆を思わせたことでしょう。

今回は、千代鳳がどのような力士なのかをはじめ、兄弟である千代丸やその出身地について見ていきましょう。

スポンサードリンク

千代鳳ってどんな力士?少年時代はスポーツ万能!?


まずは千代鳳がどんな力士なのかについて、見ていきましょう。

千代鳳は1992年生まれの鹿児島県志布志市の力士です。保育園時代はサッカー、小学校時代は水泳、中学校時代は柔道を得意としていた、まさにスポーツ大好き少年だったそうです。特に柔道に関しては小学校5年生の時に全国3位、中学校3年生時には全国大会出場を果たし、黒帯も持っている程の実力者です。

そんな千代鳳が相撲をはじめたのは、当時のスポーツ少年団の先生が相撲を教えていた事だったそうです。当時から相撲についても上手だったようで、小学校6年生の時にわんぱく相撲ベスト16の成績を所持している程です。もともと、千代鳳の父親は息子に野球をさせたかったらしいのですが、その出張中、母親が柔道や相撲をさせていたそうです。まさに「先見の明あり!」と言ったところですね。

また、千代鳳の相撲内容としては、突き押しを得意とし、立ち合いでは額から真正面に当たることが多いことを特徴としています。仕切りまでは落ち着きのない仕切りをし、立ち合いでは真正面にぶつかっていくという、対戦相手にすれば取り組みにくい力士が出てきたという感じでしょうか。

スポンサードリンク


千代鳳の兄弟も関取!昇進したのはいつ?


千代鳳と言えば、兄の千代丸も関取として知られています。
ここから、この兄弟について一緒に紹介していきましょう。

兄弟関取で有名なこの2人ですが、先に入門を決断したのは兄の千代丸の方でした。きっかけは、九州で行われた九重部屋の催しだったそうです。そして、千代鳳も中学校卒業後の2008年に、兄と同じ九重部屋に入門しています。

※参照:九重部屋とは。力士や所属する高砂一門について!

※参照:千代の富士の現在の近況について。妻と子供はどんな人?


この兄弟ですが、関取になったのも新入幕入りしたのも、共に千代鳳が先になります。
千代鳳は2012年初場所に関取に、そして兄の千代丸は2013年の9月場所に十両に昇進し、今に至るまで関取の地位を守り続けています。この時点で、史上17組目の兄弟関取が誕生した事になりますね。

ちなみに、千代鳳が入門した1年後、実家が火災に見舞われた事がありました。その時千代鳳は「新しい土地と建物込みで2千万、まず俺が半分準備して、のこりは兄がローンで払う!」と誓ったというエピソードがあります。千代鳳は三段目で少し苦しんだものの関取に昇進し、2013年5月場所には新入幕入りを果たしています。千代丸も翌年の3月場所に新入幕入りを果たし、九重部屋から兄弟揃って幕内という事で、この時の盛り上がりはものすごいものでした。

今は、千代丸は十両に下がっていますが、弟に負けてはいられない!と幕内にもどってきてくれる事を期待しましょう。


千代鳳の出身地はどこ?輩出した力士は誰がいるの?


最後に、この兄弟が生まれ育ったところについて、少しご紹介しますね。

千代鳳兄弟の出身地は鹿児島県の東部にある志布志市という人口3万人の街です。特に有名な観光名所はないのですが、国際港湾として知られる志布志港は、鹿児島や宮崎の飼料輸入において重要な役割を果たしています。

志布志市出身の有名人は綾小路きみまろさんが挙げられる他、かつて東小結を務めた陣岳隆(じんかく たかし)という関取を輩出しています。千代鳳、千代丸の兄弟力士はそれ以来の関取となるので、出身地である志布志市は盛り上がった事でしょうね。

また、鹿児島県出身の力士としては46代目の横綱である朝潮太郎や、陸奥親方こと元大関の霧島、二所関親方こと元大関若島津、元関脇で錣山親方の寺尾などが知られています。
九州場所は九州場所はご当地力士になるので、地元から大応援団が来る事間違いなしですね。地元応援団の声援は力士にとって大きな力になりますので、ますます力が入る事でしょう。

スポンサードリンク


この記事のまとめ


千代鳳がどのような力士なのかをはじめ、兄弟の千代丸や出身地である志布志市についてご紹介しました。

千代鳳といえば、仕切りが特徴的とはじめに紹介しましたが、横綱白鵬より「土俵の上で声をあげるのはよくない」と注意をうけ、師匠と相談をして「ほう!」という気合いの声を封印しました。土俵の上にあがってからの集中力は各力士ともそれはそうとうなものなので、しきりを変えることに影響が出ないか心配しましたが、まっすぐ頭からぶつかる千代鳳の相撲は健在で安心しました。まだまだ若い力士。これからも注目ですね。


なお、同じ「ほう!」という掛け声で知られる力士としては佐渡ヶ嶽部屋の琴勇輝も知られています。以下の記事で琴勇輝について解説しているので、興味があれば一度ご覧になってみて下さいね。

※参照:琴勇輝の出身地「小豆島」や家族について


関連記事(一部広告含む)

コメントを残す

サブコンテンツ
>
>
>

このページの先頭へ