大翔丸の高校や遠藤との関係について。所属する追手風部屋とは?
今、ハムスター系で可愛い!と話題になっている力士をご存知ですか?
とにかくしこ名に付く「丸」がピッタリの力士、大翔丸です。
上の愛くるしい写真を見ると、もう!ずるい!ってくらいの可愛い丸顔ハムスターですよね。
今回は、そんな大翔丸の出身高校や遠藤との関係をはじめ、実際の力士としての実力や、所属する追手風部屋などについてご紹介します。
大翔丸の出身地はどこ?高校や遠藤との関係は?
大翔丸の出身地は大阪市平野区で、相撲をはじめたのは小学校4年生だそうです。その後、6年生でわんぱく横綱になり相撲推薦で明徳義塾中学に進むという、相撲界の逸材の道を歩んでいます。
高校は内部進学はせず、相撲の強豪校として知られる金沢学院東高等学校に進学。
その1つ上の先輩があの遠藤にあたります。
大翔丸と遠藤の関係は深く、進学した日本大学経済学部、そして以下で解説する追手風部屋も全く同じなのです。本当に遠藤を尊敬して慕っていることが分かりますよね。
ちなみに、高校時代の大翔丸は団体戦でチームの勝利に貢献、大学時代は4年生の時に全日本相撲選手権大会で優勝してアマチュア横綱に輝き、幕下付出で角界入りする事に成功しています。
では、追手風部屋に入門してからの大翔丸の活躍を見ていきましょう。
大翔丸の力士としての実力やその成績について
大翔丸はアマチュア横綱の栄光に輝いた事から幕下付出で角界入りを果たし、その1年後には関取になり「大翔丸」という四股名をもらっています。1度幕下に転落するも、その後は順調に勝ち星を重ね2016年3月に新入幕入り。
幕内では2場所連続で勝ち越しており、2016年7月場所の番付は前頭七枚目になっています。
大翔丸の力士としての実力について、もう少し詳しく見ていきましょう。
まずは決まり手ですが、この中で最も多いのは押し出しが43%であり、2位の突き落としの19%を大きく引き離しています。実際、大翔丸は学生時代から押し相撲を得意としていた事からも、このデータには納得です。
その一方で、大翔丸の体重は152kgとされており、幕内力士の平均体重である163.7kg(2015年夏場所)に比べるとやや軽量であるという印象を受けます。
とは言え、角界入りしてまだ3年ですので、今後体も大きくなっていくと思われます。丸い身体で力強くぶつかっていく相撲に期待したいですね。
大翔丸の所属の追手風部屋について
それでは、大翔丸が所属する追手風部屋とは、どんな部屋なんでしょうか。
追手風部屋といえば、所属する遠藤の登場で一気に部屋の名前が有名になった事が記憶に新しいですね。でも遠藤が幕内に入幕した時には、部屋の関取は遠藤のみで、はたして普段の練習相手に不足はないのかな?なんて余計な心配をしていました。
噂では、「あまり出稽古にいかない部屋」とも言われ、遠藤はもっと出稽古で他の部屋の関取といっぱいぶつかり稽古するべきだ!と言っていた解説者もいたくらいです。
しかしその後、追手風部屋からは大栄翔、大翔丸、剣翔と、次々に関取が誕生しており、親方の指導の旨さと部屋の稽古の厳しさが伺えます。四股名の特徴としては、親方の現役時代の四股名である「大翔山」の文字を取ったものが多いそうです。
以前に、大翔丸が新十両にあがった際、「大翔丸」というしこ名を初めてもらいインタビューを受けた際に、アナウンサーから「遠藤関から何か声をかけられましたか?」という問いに「大翔丸-」って笑いながら呼んでくれましたと、まん丸の笑顔で答えていたのがとても印象的で、部屋の雰囲気の良さを垣間見た感じがしました。
この記事のまとめ
大翔丸について、高校や遠藤との関係、所属する追手風部屋などについてご紹介しました。
とにかく遠藤関にあこがれ慕っている事が分かりますね。同じ追手風部屋部屋同士の取り組みは本場所では見る事ができませんが、巡業などで、「遠藤」対「大翔丸」の取り組みを見せてくれる粋な計らいがあるとファンも大喜びですね。
もっと欲をいえば、本場所で二人が白星を重ね勝ち進み、優勝決定戦!なんてことになったらすごい事。ぜひ見てみたいものです。