大砂嵐の出身大学や所属部屋について。バナナ発言の真相は!?
大相撲の人気力士・大砂嵐は、
エジプト出身の幕内力士。
アフリカ大陸出身、
また、イスラム教徒として
初の大相撲力士で、国内はもちろん、
海外からも注目を浴びています。
今後はさらなる実力向上で
三役への昇進も期待されています。
そんな大砂嵐の出身大学や所属部屋、
そして、かつて物議を醸した
「バナナ」発言についてまとめてみました。
※2018年1月21日追記
たった今、大砂嵐が無免許で追突事故を
起こしたというニュースが報じられ、ビックリしています。
現役の力士が車を運転するのが禁止されてますが・・・
今後がどうなるのか心配ですね・・・
大砂嵐の出身大学と当時のエピソードについて
大砂嵐と言えば、11歳の時に
ボディビルを始めたことが有名で
その経歴も、とても華々しいものとして
よく知られています。
2008年には国内の無差別級王者。
エストニアで開催された
世界ジュニア選手権では無差別級3位。
2011年の世界ジュニア選手権でも
重量級で3位を獲得。
格闘家を目指している人らしい
華々しい経歴を持つことが知られています。
その一方で、大砂嵐は
エジプトの名門大学・カイロ大学で
会計学や経営学を学んでいたという
知性派の面も持っています。
そんな彼も相撲への強い情熱が
学問への熱意より勝ったのでしょうか。
当時のエジプト・ムバラク大統領が
辞任に至ったエジプト革命の起こった
2011年に大学を休学し、日本の大相撲へ
飛び込むことになります。
ヨーロッパ相撲協会の人が、大砂嵐が
日本の大相撲に入りたいから力になるということで、
エジプトで話をすることになっていたまさにその時に
エジプト革命が起きました。
しかし、革命の翌日にもかかわらず
ヨーロッパ相撲協会の人は来てくれます。
デモの最中だったので、
空港から40キロ離れた
彼の家まで連れて行くのに、
銃で撃たれそうになったり、
催涙弾や石を投げられたりで、
45分で行けるところ3時間もかかったという
劇的なエピソードもあります。
大砂嵐の所属部屋「大嶽部屋」について
2011年9月に来日した大砂嵐ですが、
当初、入門する部屋は
全く決まっていませんでした。
いろんな部屋に挨拶に行き、
練習に参加するというのを繰り返し、
入門を目指しましたが、
イスラム教の宗教的な
食事の戒律などでの扱いで
困ることもあってか、
どこの部屋でも断られてしまいます。
しかし、7番目に訪れた
大嶽部屋が彼の運命を変えました。
入門を許可したのです。
大嶽部屋は、大砂嵐がかつて
エジプトから複数の相撲部屋に
入門希望の手紙を送った際に、
唯一返事が来た部屋でもありました。
(ただしその時は断りの手紙でした)
来日した彼を見た大嶽親方(元十両大竜)は、
「宗教とか外国人とかは関係ない。
一人の青年として、最近の日本人に
見られなくなった熱いものがあった」
ということから入門を許可したそうです。
四股名の由来は本名のシャーランの
「砂=シャ」「嵐=ラン」の当て字に
大嶽親方(元十両大竜)の四股名
「大」の字をもらったもので、
大嶽親方の期待と愛情がこもっています。
入門後はイスラム教徒特有の
断食の戒律・ラマダンの難しさもありながら、
順調に出世し、2013年7月場所で十両に昇進。
大嶽部屋では現親方となってはじめての関取となり、
名実ともに大嶽部屋を背負って立つ存在です。
大砂嵐が日本人女性を「バナナ」と述べた理由とは?
そんな大砂嵐ですが、かつてツイッターで
「日本女性のことをどう思うか?」
という質問をされ、「バナナ」と
答えたことがありました。
一見すると何のことかわかりませんが、
彼にとっては、母国語でバナナは
「かわいい」という意味があることを
言いたかったそうです。
ところが、一部の人が
「顔は黄色人種だが白人のフリをしている」
と捉えられ、彼が何か差別的な発言を
したように誤解され、物議や反発を
招いていまいました。
外国語の解釈を
そのまま別の言葉に転用することで
本来の意味や意図が伝わらなくなる
一例ではありますが…
ただ、日頃からツイッターで多くの投稿を、
それも茶目っ気たっぷりな内容も多かった大砂嵐だけに、
くだけた感じでリップサービスのつもりで
決して悪意があったわけではありません。
彼は各界唯一のアフリカ出身で、
かつイスラム教徒ということもあり、
何かとその存在、発言が注目される人であることも
関係しているのかもしれません。
彼にはこのまま明るく
発信力のある力士として
頑張って欲しいところです。
もちろん、小結や関脇、そして大関への
さらなる昇進も目指して欲しいですね。
まとめ:大砂嵐について
大砂嵐の出身大学はカイロ大学で、
大学時代は、会計学や経営学などを
学んでいたことがある。
大砂嵐の所属部屋は大嶽部屋で、
しこ名「大砂嵐」も、本名と
大嶽親方の現役時代のしこ名が
由来となっている。
大砂嵐はかつて日本人女性に対して
ツイッターで「バナナ」と発言し、
物議や反発を招いたことがある。
大砂嵐についての解説は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!