相撲におけるマス席、イス席、溜席の違いと、それぞれの料金について

s_zaseki


大相撲を本場所で観戦するには、
どの席を取るのかを決める必要があります。


「マス席」「イス席」「溜席」


これら3つの種類の席があるのですが、
一体どのような違いがあるのでしょうか?


この記事では、
「マス席」「イス席」「溜席」の違いについて
それぞれの料金を含めて解説しています。
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大相撲の溜席(タマリ席)とは?料金も含めて解説


はじめに「溜席」について解説します。


溜席とは、審判員のすぐ後ろなどで観戦する
座布団席のこと
で、他の2つの席に比べ
料金が最も高いことで知られています。



料金は一人あたり20,000円(税込)となっており、
そう簡単に払えるものではない事がわかります。



この溜席ですが、
東西南北で約500人分程度が用意されています。


このうち、土俵に近い300席は「維持員席」と言い、
後援団体や130万円(東京地区の場合は390万円)以上の
寄付をした個人や法人である維持員の席として、
割り当てられています。
(維持会員以外でも溜席のチケットは購入可能です)


因みに、この維持会員の所属する
相撲協会支援の親睦団体の名前が、
東京・名古屋・福岡では「溜会」と言います。



また、溜席では、飲食物・危険物の持込や
カメラ・携帯電話の使用は禁止されています。



そして、
土俵から力士が転落して怪我などをした際も、
当日の応急処置対応はしてくれますが、
その後の保証などは行われないので、
くれぐれも注意して下さい。


身体に不自由がある等、
危険に対応できない方の入場ができない場合もあるので、
心配であれば問い合わせた方がいいかもしれません。



なお、溜席には取組中に力士の動きによって、
砂をかむる(被る)、砂をかぶる可能性の
あるような席という意味で、「砂かむり席」
あるいは「砂かぶり席」という別名があります。

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大相撲のマス席(枡席)について解説。その料金は?


2つ目に解説するのがマス席(枡席)です。


この「マス席」ですが、
溜席の後ろから続く1階の座布団席で、
この3つの中でも比較的人気の高い席です。



一般的なのは、
4人分の座布団が敷かれた正方形のスペースを
1マスとして仕切られた形の席です。


また、1~6人用のマス席(枡席)もあります。



このマス席は飲食自由で、
お弁当や焼き鳥を食べたり、お酒を飲みながら、

相撲を思う存分観戦することが出来ます。

力士のぶつかり合う音や、
呼び出しや行司の生の声など
大相撲の伝統を直に感じられるオススメの席です。



また、マス席(枡席)の分類とその料金ですが、
土俵からの位置、距離によって、
以下のように分かれています。


列の順番席の名称曜日金額
1〜8列目マスS席土日祝15,000円
平日14,000円
マスA席土日祝13,000円
平日12,000円
9〜12列目マスB席土日祝10,500円
平日10,000円
13〜15列目マスC席土日祝9,500円
平日8,500円


「今回の観戦はマス席にしよっかな」
と思っても、上記4つのどれにするかを
決める必要があるという事になります。


また、B席とC席には、
ファミリーやシルバーを対象に割引された
1マス31,000~37,200円のマス席も用意されています。


必要に応じて、利用してみるといいでしょう。


大相撲のイス席(椅子席)の概要と、その料金について


最後に紹介するイス席(椅子席)は、
2階にある1~13列目までの席を指します。


土俵を上から覗くような形になり、
土俵からは離れていますが、独特の開放感があり、
お得な料金で、場所の雰囲気を味わいながら
相撲観戦することができます。



そしてイス席(椅子席)もその場所によって、
料金が4つに分かれています。

列の順番席の名称曜日金額
1〜3列目イスS席土日祝9,500円
平日9,000円
4〜6列目イスA席土日祝8,500円
平日8,000円
7〜11列目イスB席土日祝5,500円
平日5,000円
12〜14列目イスC席土日祝4,000円
平日3,500円


このようになっているので、
どれを選ぶかも悩みどころですね。



また、A・B席には、子供(4~15歳)や
シニア(60歳以上)のいる場合に割引となる
4人ファミリー・シニア席」があります


こちらはA席が20,800円/組で、
B席15,600円/組となっています。



さらにイス席(椅子席)の後ろには、
自由席」という14列目1周分の席があります。


この自由席は当日券となっており、
大人1人2,200円、4~15歳の子供1人が200円です。


さらに、この自由席を
一場所15日間分を通しで購入できる「通し券」が
50セット限定、20,600円で販売されています。


さすがに15日分通しで観戦するというのは
よほどの好角家か、
あるいは家族が土俵に上がっているという方しか
おられないと思いますが、念のため、
一応こちらも知っておくといいでしょう。

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まとめ:マス席、イス席、溜席の違い


以上のように、大相撲の観戦席には、
3種類の席が用意されています。


・溜席
・マス席(枡席)
・イス席(椅子席)



また、マス席(枡席)とイス席(椅子席)は
更にA、B、Cと3つの種類に分かれており、
それぞれの料金も異なっています。


ですので、どのような相撲観戦をしたいかなどの
こだわりや、懐具合などと相談して、
あなたが一番楽しめると思う座席を
この記事などを参照にして選んでみて下さい!


追伸:

肝心の大相撲のチケットの取り方ですが、
大相撲観戦初体験の方にもわかりやすい形で
以下の記事で詳しくご紹介しています。

※参照:大相撲のチケットの取り方は?安くて取りやすい方法を解説!


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One Response to “相撲におけるマス席、イス席、溜席の違いと、それぞれの料金について”

  1. 大相撲のファンです。
    大相撲の入場料が分かりました。
    ありがとうございました。

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