花相撲の意味や由来について。八百長が発生する可能性は?

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「花相撲」についてご存知ですか?


巡業やトーナメント相撲など、
勝ち負けが番付などに影響がない
相撲や興行という意味があります。


では、この花相撲という言葉の由来は、
一体どこにあるのでしょうか。


また、花相撲において
八百長が発生する可能性についても
記事の後半で検証してみました。
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花相撲とは?その意味を解説。


花相撲というのは、
本場所以外で行われる
相撲興行のことを意味する言葉です。


具体的には、


・地方巡業
・トーナメント相撲
・親善相撲
・奉納相撲
・引退相撲


こうした勝ち負けが番付や給金に
影響がないものが含まれます。



・参照:大相撲の地方巡業とはどのようなものなのか。




また、花相撲と呼ばれる相撲興行では、


・取組
・初っ切り
・相撲甚句、
・横綱の綱締め
・歌謡ショー



こうしたイベントが同時に
開催される事もあります。


「花相撲」という言葉の由来について


花相撲」という言葉の由来は、
一体どこにあるのでしょうか。


実は、その由来となった時代は古く、
奈良時代や平安時代に遡ります。



宮中行事の1つの相撲節会の場において、
東の力士が勝つと葵の花、
西の力士が勝つと夕顔の花を
自らの髪に差して退場したのだそうです。


当時の力士は、その花を
食べ物や衣類と交換して
褒美を受け取ったのだとか。


ここに、「花相撲」という言葉の
由来があるといわれています。



また、江戸時代の相撲興行では、
観客は郷土力士や贔屓力士が勝つと、
土俵に自らの羽織や煙草盆を
投げ入れていた習慣があったそうです。



そして、力士がそれらを
自身の支度部屋へ持ち帰り、

客は帰る際に支度部屋へ
その力士の元を訪ね、
投げ入れた持ち物と引き換えに
祝儀である花を与えていたのだそうです。



祝儀である花だけでの
興行であったため、これが
「花相撲」という言葉に
なったとも言われています。

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花相撲では八百長があるの?


では、現在行われている花相撲では、
数年前に大問題ともなりました
八百長」があるのでしょうか。


花相撲において八百長が発生する
可能性
について、検証してみましょう。



花相撲の特徴の1つに、
その勝敗が番付や給金に
影響がないという点があります。


そういう意味では、本場所同様の
真剣勝負にはなり得ない可能性は
あるのかも知れません。



また、力士にとっては、
あくまで本場所での相撲をとることが
その仕事であり、その結果云々で、
全てが評価されるわけです。


ですから、花相撲である巡業や
トーナメント相撲などは、
本場所に備えるための
稽古の一環という位置づけにも
なるものと思われます。


ということで、
自らのコンディションを
本場所中に最高水準になるよう、
各力士は調整していると考えられます。


すると、花相撲の際の取組において、
全ての力士が万全のコンディションで
臨めるわけではないと言える事になります。


さまざまな調整段階にいる力士たちが
この花相撲をとる事になりますね。


そう言った意味で、
全力士が全力を出し切れる状態での
取組にはならないと予想されます。



しかし、これは、
いわゆる八百長相撲とは異なるもので、
花相撲において八百長はないと言えるでしょう。


ですから、花相撲においての
八百長の有無についての議論は
不毛であると思われます。



八百長とはあくまで、
本場所中の取組に対してのみ
使われる言葉ではないかと思います。

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まとめ:花相撲について


花相撲とは、巡業やトーナメント相撲など、
本場所以外に行われる、勝ち負けが
番付や給金に関係がない
相撲という意味があります。



「花相撲」という言葉の由来ですが、


・奈良~平安時代の宮中行司に遡る説
・江戸時代の相撲興行に遡る説


この2つの可能性が考えられており、


・奈良、平安:退場する際に花を髪に指したため
・江戸:祝儀として花が渡されたため


その背景には、こうした事が
あったとされています。



また、花相撲において
八百長の発生を考える事については
議論自体が不毛であると
考えた方がいいのかもしれません。



以上のように、
相撲には、年6回開かれる本場所と
興行である花相撲の2つが、
その普及に貢献していると言えそうです。


本場所も花相撲も、
それぞれの位置づけがありますし、
観客としても、それぞれの見方、
楽しみ方があると思われます。


相撲を愛するものとして、
花相撲と本場所の両者によって、
「相撲」が一層普及し、日本国技として、
また、日本文化の1つとして、
根付いていくことを願っています。

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