千代翔馬ってどんな力士?出身地やその強さについて!

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2016年に関取昇進を果たしてから、非常に調子よく勝ち進んでいる千代翔馬関

所属する九重部屋や若手モンゴル人期待のホープとして、その活躍に注目が集まっています。

今回は、千代翔馬関がどんな力士なのかを、出身地やその強さを交えてご紹介します。

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千代翔馬とはどのような力士なのか?


千代翔馬関とはどのような力士なのでしょうか。
まずは簡単にプロフィールをご紹介します。

1991年7月産まれの千代翔馬関。出身はモンゴルで、明徳義塾高校へ留学しますが2009年に中退して角界入りを果たしています。2年後には幕下に昇進するも、2016年に十両、そして新入幕入りするまでは幕下と三段目の番付を行ったり来たりする時期もありました。
千代翔馬関自身はかつて、2013年までに関取昇進を目指していた事から、目標を達成できない事に苦しんだ時期もあったようです。

そんな千代翔馬関の師匠は、13代九重親方こと元千代の富士です。2016年の7月場所において十両3枚目で勝ち越しを決め、新入幕入りが確定した千代翔馬関ですが、この月の31日に尊敬する師匠の訃報に接する事となります。元千代の富士と言えば、弟子を滅多に褒めない事でも有名でしたが、千代翔馬関は例外としてよく褒められていたのだとか。

新入幕入り後は、師匠の期待に答えるためか、2場所連続で勝ち越しを決めた千代翔馬関。角界の世代交代が進む中で、千代翔馬関も若手のホープとして名前が上がる機会が増えてきた感があります。また、ここの所元気がない照ノ富士関や逸ノ城関にかわるモンゴル人力士の有望株としても存在感は増してくるでしょう。今後もその取り組みに注目したいですね。

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千代翔馬の出身地はどこ?


千代翔馬関の出身地はモンゴルの首都・ウランバートルです。ウランバートルは白鵬関や照ノ富士関の他、元横綱朝青龍など多くの関取を輩出した都市。千代翔馬関も父親が朝青龍の父親と知り合いだった事がきっかけとなり、角界入りを考えたと言われています。

このウランバートルという都市ですが、モンゴルの人口のおよそ半分が住んでいる事でも知られています。日本ではよく「東京一極集中」という首都圏の人口の増加の問題がしばしば話題となりますが、これはウランバートルの比ではないんですよね。

ちなみにウランバートルには「相撲会館」と呼ばれる、日本の国技館に相当する建物が建てられています。

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※参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/ウランバートル


この建物、取り組みが見られない時はコンサートとして使用される事もあるのだとか。国技館も相撲以外ではプロレスやボクシングを始め、コンサート会場やロボットコンテスト、時にはM1グランプリの会場として使用された事も。モンゴルの方にとってのこの建物は、日本の相撲ファンにとっての国技館と似たような存在なのかもしれませんね。

※参照:モンゴル相撲「ブフ」のルールや衣装、日本の相撲との違いとは?

千代翔馬の強さについて。取り口の特徴は?


そして最後に、千代翔馬関の強さについても見ていきましょう。

まずは2016年度の取り組みの傾向ですが…

・叩き込み18%
・寄り切り16%
・上手出し投げ11%


このようになっています。

千代翔馬関はかつて「投げ」を得意としていた時期がありました。これは入門時の体重が87kgであり、現在も幕内力士の平均体重が160kg以上の中130kgと、比較的小兵である体格がその原因として挙げられるます。この「投げ」重視の姿勢は、千代翔馬関が新入幕入りする時から指摘されており、今後どのように取り口が変わっていくか注目したい所です。

その一方で、2016年9月場所に新入幕入りを果たしてからは2場所連続で勝ち越しを決めているため、千代翔馬関の強さには注文も集まっています。その背景には、熱心に稽古に取り組む姿があるようです。この年亡くなった13代九重親方こと元千代の富士は、千代翔馬関の稽古に打ち込む姿勢を褒めたのだとか。

また、単に稽古に取り組むだけではなく、師匠の取り組みを映像で研究したり、この時に見た取り口を翌日の稽古場で実践するとった素直さも、千代翔馬関の強さの秘訣と言えるでしょう。

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この記事のまとめ


千代翔馬関がどんな力士なのかを、出身地やその強さも含めご紹介しました。

あの元千代の富士が褒めるほど、稽古熱心な事で知られる千代翔馬関。幕内入りしてまだ日は浅いですが、その強さは少しずつ注目を集めていると言えるでしょう。九重親方の力士、そして若手モンゴル人力士のホープとして、千代翔馬関の活躍に今後も注目していきたいですね。

なお、以下の記事では千代翔馬関が所属する九重部屋について解説しているので、興味があれば一度ご覧になってみて下さいね。

※参照:九重部屋とは。力士や所属する高砂一門について!


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